キングダムネタバレ最新話779話【確定速報】李牧の仕掛けが衝撃!信が大ピンチ!?
キングダムネタバレ最新話考察|松魁は松左の弟?
769話では士桃しとう、衛斗えいと、松魁しょうかいという優秀な新兵が登場しました。
実はこの中にいる松魁は、松左しょうさの弟ではないかと言われています。
松左は飛信隊の初期メンバーで、百人将として副歩兵長を務めていました。
チャラい見た目と気さくな性格ながら、戦場では飛信隊の中でトップクラスの実力を誇り、戦況を正しく読む判断能力をもつ優秀な人物で読者からの人気の高い人物です。
とくに朱海平原にて軍師の河了貂かりょうてんから作戦を指示されていたにもかかわらず、松左は自分の判断で、ピンチに陥っていた新兵の千斗かんとたちを助けに行くシーンが有名です。
松左はそこで見事新兵たちを救出しましたが、自身は致命傷を負い信の腕の中で息を引き取ってしまいました。
松魁を見て見ると、名前の頭文字に「松」という文字を冠している点や、似た髪型をしている点、そしてなにより槍使いである点と、松左との共通点が多い人物であることがわかります。
松左は30代前半ぐらいの年齢だったので、松魁ほどの大きい息子を持つとは考えにくいため、松魁は松左の弟ではないかと言われているのです。
また松魁だけ自己紹介の時に出身地を言わなかったことも、松左の兄弟であることを悟られないためとも考えられます。
松魁も優秀な槍使いみたいですし、今後は松左のように、飛信隊のために活躍してくれることでしょう。
松魁がどんな活躍をするのか、今後の展開に要注目です。
キングダムネタバレ最新話考察|李斯は姚賈を利用して趙と戦争する?
766話では姚賈ようかが自分を見逃してくれた李斯りしに感謝を述べ、旅立つシーンが描かれました。
姚賈はこのまま趙に戻ることになると思いますが、このことから李斯は今後姚賈を利用して趙の情報を手に入れ、最終的には趙と戦争を起こす可能性があります。
なぜなら現在李斯は姚賈に対し「二重間者と韓非子の自殺ほう助を見逃した」という大きな貸しがあるからです。
李斯が姚賈を生かしたのは秦のためであり、彼もそのことは十分承知しています。
姚賈は七国全てにいる間者を束ねる存在であり、他国とも二重・三重の間者として活躍しています。
姚賈はその行動について、全て秦のためだと説明していましたが、その言葉が本当か嘘かはわかりません。
なぜなら姚賈は最初は趙側の人間として描かれており、それを李斯が拾った形なので、100%秦に対し忠誠心を持っているかはわからないからです。
とはいえ李斯によって生かされている身である現在は、少なくとも秦を最優先にして行動していくでしょう。
となればこのタイミングで姚賈が趙に戻るのは、秦の調査団に見つからないためでもありますが、李斯の命によって趙の情報を入手するためだとも考えられます。
史実でも秦は桓騎かんきが李牧に大敗を喫した後、嬴政えいせい自ら大軍を率いて趙に攻め入ることになっています。
キングダムが史実通りに描かれるであれば、秦はもう一度趙と戦いを起こすため、李斯は姚賈を利用して、敵国である趙の情報を手に入れようとしているのではないでしょうか。
キングダムネタバレ最新話考察|韓を滅ぼすのは騰?
韓非子かんぴし一行の不穏な動きによって、関係性にひびが入ってきた秦と韓。
この二国が今後戦争まで発展した場合、韓を滅ぼすのは騰である可能性が高いです。
というのも史実では、騰が韓を滅ぼすと明記されているからです。
紀元前231年に韓は南陽なんようという土地を秦に割譲しており、そこの仮の太守たいしゅとなったのが騰でした。
南陽は現在の河南省かなんしょうに位置していますが、韓の首都である新鄭しんていも河南省にあることから、このときの韓は首都周辺の重要な土地を秦に明け渡していることになります。
そして翌年の紀元前230年に騰は韓を攻め、首都の新鄭を陥落させることに成功しました。
ここで戦国七雄の一国である韓は滅亡し、秦は中華統一への重要な一歩を踏み出したのです。
しかしキングダムのストーリーが史実と全く同じに描かれるとは限りません。
なぜならキングダムの騰と史実に登場する騰には描かれ方に大きな違いがあるからです。
キングダムの騰は、元々信の恩師である王騎おうきに仕える副官で、王毅が亡くなった後は彼の軍を引き継いだ大将軍として描かれています。
ところが史実では騰に関する記述は先述の韓を滅ぼした戦いで描かれたのが最初ですが、それ以降はほとんど出てきません。
さらに史実では騰のことを「内史ないし騰」と紹介しています。
内史とは周の時代からある官位の一つで、一般的には首都近郊の剣を統治する役職です。
キングダムのように王毅の軍を引き継いだ大将軍で、馬の上で剣を振り回して大活躍する、なんて場面は一切描かれていません。
このように騰の描き方が史実とかけ離れているため、韓との戦いでも騰が活躍するとは限らないのです。
特にキングダムは信が主人公として描かれているので、騰よりも信が活躍するよう脚色される可能性もあるでしょう。
これから秦と韓が戦う場合、誰がどのように活躍していくのか、今後の展開に要注目です。
キングダムネタバレ最新話779話|李牧関連の考察
キングダムネタバレ最新話考察|李牧とカイネは両想いで結婚間近?!
772話の後半で、馬南慈が李牧に「嫁などをもらう気はないか」と問います。
部安城で城主代行を務めていた馬南慈は、李牧に対して貴族や公族の子女から、縁談が多かったことを伝えました。
しかし、李牧は縁談に乗り気では無い上に、伴侶をとるなら「昔から良く知っていて、ずっと苦楽を共にしている者、そばにいて安心する者に」と言い切ります。
カイネが李牧に想いを寄せていたのは、作中でも表現されていたのですが、李牧がカイネを思う気持ちは初めて描写されていました。
互いに面と向かって気持ちを伝えてるわけではないのですが、2人の絆の深さが分かるシーンです。
さらに、史実でも番吾の戦いは李牧の策により趙軍が勝利することが分かっています。
このことから、無事に番吾の戦いに勝利した後、作中で李牧とカイネが結婚する可能性は多いにあります。
しかし、史実で「李牧は3人の子供をもうける」と書いてありますが、カイネは史実に登場しないため、断言はできません。
キングダムネタバレ最新話考察|司馬尚は李牧以上の実力を持つ?
771話で司馬尚しばしょうが、番吾はんごの戦いに参加することが明らかになりましたが、彼は李牧以上の強力な将軍である可能性があります。
司馬尚は、青歌の領主で将軍ですが、771話で初めて顔が明らかになるくらい、未だ謎に包まれた人物です。
彼はキングダムの鄴ぎょう陥落編で、王翦おうせん率いる秦軍と同時に侵攻してきた、オルド将軍率いる燕軍との戦いで初めて登場しました。
その時、2万人の燕軍に対し、5000人という数的に不利な状況で、司馬尚は勝利を収めました。
オルドは司馬尚を「大虎」と彼の危険性を表現していました。
オルドは合従軍編での王箭との戦いで敗れてから、噛ませ犬的なイメージのある人物ですが、一応大国である燕の第一将を担うことから、十分な実力を持つ将軍です。
そのオルドが危険視するほどの人物であることから、司馬尚は相当の実力を持つことは間違いありません。
また、司馬尚率いる青歌軍には、楽彰がくしょう、上和龍じょうかりゅう、カン・サロ、ジ・アガと4人の将軍がおり、側近として司馬尚を支えています。
趙の中で4人もの将軍を束ねた軍は、青歌軍以外にはないことから、トップに君臨する司馬尚は、いち地方都市の将軍以上の強さを持っていると言ってよいでしょう。
その将軍たちが、4人とも司馬尚に従い、信頼していることから、司馬尚は人望も厚く、優秀な将軍であることがわかります。
過去に、李牧が趙三大天に推薦したことからも、司馬尚は李牧と同等か、それ以上の実力を持つ将軍と言ってよいでしょう。
キングダムネタバレ最新話考察|李牧は姚賈を利用し秦と戦う?
李牧りぼくは今後姚賈ようかを利用し、秦と戦う可能性があります。
韓非子かんぴしによれば姚賈は韓が把握しきれないほど色々な国とスパイ関係を結んでおり、現在李牧と最も関係を密にしていることが明らかになりました。
これを知った李斯は「今すぐ捕まえて自白させてやる」と息巻いていたので、韓非子が死亡したと知った今、すぐさま姚賈を逮捕しようとするでしょう。
しかし韓非子によると、姚賈は自分の身に危険が及ぶとすぐさま逃げられるように、前もって準備しているそうです。
もし姚賈がすでに逃げているとすれば、一番親密な関係である李牧のもとに身を寄せているのではないでしょうか。
そして姚賈から秦の様々な情報を聞き出しているに違いありません。
史実では紀元前232年に番吾ほごの戦いと言って、秦が大軍を率いて趙に侵攻する戦いが行われます。
結果は秦の大敗で、李牧が秦軍を撃破し領土を奪還するのです。
キングダムの世界が現在紀元前233年のため、史実通りなら1年後に番吾の戦いが起こることになります。
もしこの戦いが起これば、李牧は姚賈から得た情報を利用し、戦いを有利に進めるのではないでしょうか。
ただ、李斯もこのまま姚賈を野放しにはしないはずなので、姚賈がこのまま逃げ切ることが出来るかが、今後の展開を大きく左右するでしょう。
キングダムネタバレ最新話考察|李牧は韓非子と同じ運命を辿る?
宜安ぎあんの戦いで見事勝利をおさめ、秦から領土を奪い返した李牧りぼく。
大きな功績を残した李牧ですが、彼は韓非子かんぴしと同じ運命を辿ると言われています。
同じ運命というのは、優秀すぎるが故に仲間から疑われ処刑されるという意味です。
史実によると、韓非子は優れた法家であり、秦に招へいされ法律の整備をするよう助言を頼まれていました。
しかし、同じ秦の李斯りしが自分の地位が危ぶまれると韓非子を恐れた結果「韓非子が秦の内情を調べに来た」と嬴政えいせいに進言し、投獄されてしまいます。
その後韓非子は李斯によって毒を飲まされ殺されたと言われているのです。
李牧も趙の優れた兵士であり、李牧の生きている間秦は趙に勝つことが出来なかったほどの大将軍です。
史実によれば李牧に苦戦した秦が郭開かくかいに賄賂を贈り、趙王に「李牧に謀反の疑いあり」と進言させます。
まんまとその言葉を信じた趙王は、李牧を更迭しようとしますが、李牧はそれに従わなかったため捕らえられ処刑されてしまうのです。
李牧と韓非子の共通点は、あまりにも優秀な能力を持っていたが故に仲間から疑われてしまったということでしょう。
「出る杭は打たれる」と言いますが、戦国時代においては優秀すぎる人物が生き残るのも難しいといえます。
キングダムが史実通り描かれるかわかりませんが、李牧と韓非子の話が並列で進んでいるのを見ると、ここから2人が同じ結末を迎えるところを描こうとしているのではないでしょうか。
キングダムネタバレ最新話考察|趙と秦の情報戦に突入する?
李牧りぼくは桓騎かんきとの戦いに勝利した原因を情報だと分析していました。
黒羊丘こくようきゅうでの戦いを見ていた李牧側が優位な立場で桓騎との戦いに臨むことができたというのです。
情報戦の達人だと言われる李牧ですが、気になるのはその情報戦の実働部隊である間者または諜報部隊の存在です。
直後に李斯りしの間者である姚賈ようかが映っていたことからも、今後は間者をうまく使った情報戦がカギになると思われます。
史実によれば李牧が桓騎に勝利した宜安ぎあんの戦いの次の年、秦軍の侵攻を止め逆襲すると言われています。
その数年後李牧は趙王である幽繆王ゆうぼくおうにより処刑されるため、作中でも李牧の活躍が史実に添うのかどうかが今後の展開を左右するといえるでしょう。
キングダムネタバレ最新話779話|韓関連の考察
キングダムネタバレ最新話考察|韓は秦に宣戦布告する?
765話で韓非子が服毒自殺したと明かされましたが、これを聞いた韓は秦に宣戦布告する可能性があります。
なぜなら、韓非子は韓の王族であり、彼が死なれたとあっては国のプライドに関わる問題だからです。
しかし、韓非子は性悪説が儒教の国である韓に受け入れられず、重要なポジションを与えられてはいませんでした。
そのため韓は、韓非子が死んだとしてもさほどダメージがないとも考えられます。
そこでカギとなってくるのが、韓の姫様である寧公主です。
彼女は韓非子を先生として慕っており、韓非子が秦に旅立つときも1人見送りにきて、騰に「くれぐれも先生をよろしく」と念を押していました。
気が強い寧公主が韓非子の訃報を知れば、秦が韓非子を死なせたのではないかと憤慨し、宣戦布告するよう王安王にかけあう可能性が高いです。
史実では、韓の王に娘がいたという記述はないため、寧公主はキングダムのオリジナルキャラクターです。
わざわざオリジナルキャラクターを登場させ、しかも韓非子の信奉者という位置づけを与えられているということは、今後の秦と韓との関係に寧公主が重要な役割を担っていると考えられるのではないでしょうか。
史実では秦側が騰将軍を韓に送り込み、韓を滅亡させたことになっていますが、寧公主の存在により、韓側から宣戦布告するとも推測できます。
韓非子の死を知った韓がどのような判断を下すのか、今後の展開に要注目です。