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ギルティサークル

作画は、成年向け漫画を多く手掛ける山本やみー。原作者は『ストーカー行為がバレて人生終了男』『満州アヘンスクワッド』などで人気の門馬司が担当。現代の東京、渋谷駅近辺の大学が舞台。上京してモテたいだけの大学生・沢屋童二が、美少女・星見楓との出会いから、怪しいイベントサークルの秘密を探ることになるラブサスペンス。行方不明の姉を捜すためにサークルに入部した星見が、先輩たちに襲われそうになったり、新歓コンパや合宿などで、沢屋がエッチな誘惑に翻弄されたりするエロティックな描写が特徴。講談社「マガジンポケット」2021年4/28号より連載を開始。

「ヤリサー」を舞台にしたエロティック・サスペンス

沢屋童二や星見楓が入会したイベントサークル・ユーフォリアは、俗に言う「ヤリサー」。セックスを目的にした卑猥な団体である。上級生が1年の女子を食うことが主な活動であり、新歓コンパや合宿などで、女子大生たちは過激な性行為を仕掛けられることになる。そんな中、女子大生が行方不明になったり、水死体として発見されたりする事件が発生。沢屋と楓が調査を進めるにつれ、エロティックなサークルに隠された闇が次第に明かされていくことになる。

2年前、行方不明になった姉の謎

星見楓は、キャンパスで出会った沢屋童二に声をかけ、イベントサークル・ユーフォリアに入会する。真面目で清楚な楓が「ヤリサー」に入ったのは、行方不明の姉・田中千鶴を捜すためだった。2年前、ユーフォリアへ入会した千鶴は、誰かにレイプされたことを仄めかし、2か月後に行方不明になってしまう。しかも、消費者金融に200万円もの借金があることも判明している。唯一の手がかりは、千鶴が所属していたユーフォリアである。この中に必ず姉の行方を知る犯人がいる。そう確信した楓は、母親の旧姓「星見」を名乗り、危険を承知で「ヤリサー」に潜入したのだ。

楓と激しく肌を絡ませるも未だ童貞の主人公

イベントサークル・ユーフォリアが「ヤリサー」だと気づいた沢屋童二は、楓にサークルをやめようと持ちかける。しかし楓は、行方不明の姉・田中千鶴を捜すために潜入しており、危険は承知の上だった。楓にすべてを打ち明けられた沢屋は、千鶴を捜す手伝いを決意する。それからというもの、言い寄ってくるサークルの先輩たちを騙すために、楓と沢屋はたびたびカップルのフリをする。二人は汗ばむ体を絡ませて本気で求め合い、生で胸を触りディープキスを行う。しかし、一線は越えておらず沢屋は童貞のまま悶々する日々を過ごすことになる。

登場人物・キャラクター

沢屋童二 (さわやどうじ)

青応大学1年生。18歳の青年。一番近いコンビニまで自転車で30分という田舎出身。高校時代は液晶タブレットで美少女を描き、SNSにアップすることで満足していた。しかしある日、従兄弟が東京の大学で彼女をつくったことを知ってから、考えを一変。東京で彼女をつくるべく、死にものぐるいで勉強し、東京の青応大学に合格。キャンパスで美少女・星見楓と出会い、彼女に誘われてイベントサークル・ユーフォリアに入部。行方不明になった星見の姉を捜す手伝いをすることになる。

星見楓 (ほしみかえで)

青応大学1年生。18歳、黒髪ロングの美少女。「清楚な雰囲気ながら巨乳」というギャップで、多くの男たちから目をつけられる。イベントサークル・ユーフォリアに入部後、行方不明になってしまった姉がおり、同サークルに潜入。キャンパスで偶然知り合った沢屋童二の協力を得ながら、サークルの秘密に迫っていく。

秦美和子 (はたみわこ)

青応大学3年生の女子。イベントサークル・ユーフォリアに所属する。金髪のロングヘアーと巨乳が特徴。年下の男性が好きで、特に沢屋童二がお気に入り。事あるごとに沢屋を誘惑して童貞を奪おうとする。下級生からもエロいお姉さんとして非常に人気がある。星見楓の姉・田中千鶴とも面識があり、合宿で一緒に写っている写真がある。

早川沙織 (はやかわさおり)

青応大学2年生の女子。漫画研究会に所属する。ショートカットとそばかすが特徴。オカルトや事件が大好きで、星見楓の姉・田中千鶴が行方不明になった件にも興味を持ち、沢屋童二の協力者となってイベントサークル・ユーフォリアに潜入する。好奇心旺盛で気が強い性格だが、攻められると意外ともろく「デレる」姿が魅力。