夫の扶養から抜け出したい 4話 ネタバレ 【つとむの1日】
ゆむい先生の描く漫画「夫の扶養から抜け出したい」。
今回は4話ネタバレを紹介しています!
夫の扶養から抜け出したい
夫の扶養から抜け出したい 4話のあらすじ
「収入」という言葉で格差をひしひしと感じたももこ。
一方、そんなももこの心の動きなどは、全く何も感じなかったつとむ。
そんな彼は、ももこが言う「家事が負担」という言葉に、疑問を抱いていました。
「昼間、たっぷり時間があるのに」
「家事が出来なり理由が分からない」
そう思っていたのです。
しかし、ももこは、「早く帰って家事を手伝って欲しい」と言っていました。
つとむは、「僕が数時間早く帰ったところで、何が変わるんだよ」と思いながらも、「明日なら早く帰れるかな…」と仕事に手を付けていきました。
しかし、そんな、つとむの意志を削ぐような出来事が、部署内では起こっていたのです…。
夫の扶養から抜け出したい 4話のネタバレ
「明日中にそっちでどうにかしといてね」
そう言いながらオバサンの部長は、何やら課長に対して、無理やり仕事を押し付けていました。
課長は「これうちの課でやる事ですかね…」と、拒否しようとします。
つとむはその様子を見て「部長と課長の方から不穏な空気が漂っている…」と、警戒しました。
すると案の定、「ちょっといいか」と声がかかりました。
そして、部長たちは、つとむに対し、あっさりと仕事を押し付けてきたのです。
つとむは「この案件、うちの課は関係ないじゃないですか!」「なんで僕が…?」と聞きます。
しかし、部長は答えることなく「明後日の朝まで終わらせといて、よろしくね!」と一方的です。
つとむは「今は仕事で手一杯」なことと、「明日は早く帰ろうと思っている」という旨を伝えます。
けれど、部長は「知らないわよ」と一蹴。
「こういうのは勉強だと思って、自分から喰らいつかないと」などと詭弁を垂れます。
挙句の果てには「あなたの奥さん、専業主婦なんだから、心置きなく残業できるでしょ?」などと言ってきました。
これを聞いて、つとむは思いました。
「今、僕の家の事は関係ないだろ…?」
そんな理不尽すぎる目に遭ったつとむですが、まだまだ部長の暴言は止まらないのです…。
理不尽を耐え続けるつとむ
部長はなおも言いました。
「私が若いころは、これくらいチャチャっと気合でやったもんよ」
「あなたは仕事に専念できる恵まれた立場なんだから」
そういう部長は、孫の送り迎えがあるとかで、そそくさと押し付けて帰っていくのでした。
つとむは怒りにワナワナと震え、課長に訴えます。
「課長っ!僕が今抱えている案件の量が分かってます!?」
しかし、課長は適当に返事をし、明らかに分かっていないようでした。
それから「なんで明日早く帰りたいの?」と聞いてきました。
つとむは、やや怒り気味のまま「早くっていうか、定時ですよ」と答えます。
しかし、課長はあまり良い顔をしませんでした。
「こういうのあんまり強く言っちゃいけないってわかってるんだけどねぇ」
「定時かぁ、はぁ、定時ねぇ…」
その嫌味ったらしい言い方に、つとむはますます怒りを募らせていきます。
そんなつとむの気持ちを逆なでするように、課長は言いました。
「なぁ、これくらいの同時進行出来ないでどうするんだ?」
「俺の時代は、休日出勤も残業も当たり前だったんだ」
「まったく、最近の若いやつらは仕事への熱意が感じられない」
それから、長い長いお説教がクドクドと始まり、つとむは黙って聞いていました。
その後、つとむは「わかりましたよ!」「やりますよ!!!」とキレながら、デスクへと向かいます。
こうして、つとむは抑えきれないイライラを抱えながら、家に帰宅するのですが…。
夫の扶養から抜け出したい 4話の感想
ももこ目線だけでは見えてこなかった、つとむの現実が見えてきました。
社会人経験の有無、あるいは子育て子守の大変さを知っているか知らないかで、これだけ食い違いが生まれてしまうんですね…。
なるほど、主婦目線か旦那目線か、見方一つで、こうまで違うとは、争いやいさかいが起こるのも、納得です。
目の前のたった1人の人間とですら、こうしてトラブルが起こるんですからね…。