夫の扶養から抜け出したい 6話 ネタバレ 【すれ違っていく夫婦】
ゆむい先生の描く漫画「夫の扶養から抜け出したい」。
今回は6話ネタバレを紹介しています!
夫の扶養から抜け出したい
夫の扶養から抜け出したい 6話のあらすじ
ももこは、夫のつとむの存在が、もはや負担でしかありませんでした。
「もし、このまま一緒にいれば、精神的に限界を迎えてしまう…」
そう考えたももこは、衝動的に、不動産屋へと駆け込んでいきました。
しかし、専業主婦では入居の審査が通るわけもなく、アパートすら借りれないのでした。
そんな現実を思い知ったももこは、自分の無力さを痛感します。
それとともに、「このままではダメだ!」と自分を奮い立たせるのです。
こうして初めて「自立心」が芽生えたももこ。
しかし、そう簡単に事は進むわけではなく、今日も子育てに追われて行くのでした…!
夫の扶養から抜け出したい 6話のネタバレ
主婦は辛いよ!
今日は、息子のたるとくんの乳幼児健診の日。
それだけでも大変ですが、町内会費の集計、市役所での保育園相談、郵便局での用事と、やる事がたくさんありました。
ももこは、あれこれ考えながら、予定を組んでいきます。
それから、乳幼児健診に向かうと、そこは「地獄絵図」という言葉がふさわしいほどの場所で、絶えず子供が走り回ったり、喚き声が響いていきました。
また、検診が終わっても、食育や、トイレのしつけの指導を受けるなど、かなりの時間を拘束されてしまうのです。
それらがようやく終わった後、ももこは「つ、疲れた…。時間の経過が早すぎる」とため息をつきながら思いました。
さらに、この後もスーパーにも行くのですが、そこでたるとが駄々をこねて、大泣きするなど、またもや大変です。
すると、スーパーでは「プレミアムフライデー特別企画」と題して、催し物が開かれていました。
そこでは輪投げ豪華賞品が当たる、というものでした。
たるとは輪投げにすっかり機嫌を良くして、しかも景品を当てる事に成功したのでした。
…さて、そんな慌ただしい忙しい1日を送ったももこ。
その一方で、次は、つとむがどんな1日を過ごしたのかが描かれて行きます…!
夫も辛いよ!
一方つとむは、月末の忙しい中でも、段取りよく、仕事を片付けていきました。
「よし!今月中には何とか間に合いそうだ!」
そう思って意気揚々と仕事に取り組んでいくつとむ。
すると、後輩からこんなお誘いがありました。
「先輩、今日プレイミアムフライデーなんで、どっか飲みに行きません?」
つとむも「お!いいね!」とすっかり乗り気になり、ももこに「晩飯はいらないです」とメッセージを送りました。
そんな順調なつとむでしたが、突然、上司から呼び出されてしまうのです…!!
どっちも辛いよ!
上司はつとむに、突然言いました。
「この書式、間違ってるから全部直しとけ」
つとむは「(え!?いまさら!?)」と愕然とします。
その書類は、前任者が残したデータをもとに作ったもので、上司からの指示通りに作ったものでした。
なので、つとむにほとんど落ち度はないのです。
しかし、上司はネチネチ、クドクドと30分以上無駄な説教を始め、つとむはイライラしていきます。
さらに、これだけに収まらず、上司は付け加えるように言いました。
「あ、それから例の調査報告書、月曜までに用意しておいて」
つとむは「(…は?)」と、その言葉の意味を理解するまで、一瞬固まってしまいました。
そして「(それ、金曜の16時に言う事かー!?)」と、ブチギレ寸前でした。
「残業するのが前提の仕事を振りやがって!」
「何がプレミアムフライデーだ!!」
口には出さないものの、つとむは怒りながらデスクに向かって、作業を進めます。
そんなつとむの姿をみた後輩は、「手伝いましょうか?」と、声をかけました。
つとむは「いや、いい…、これは僕の仕事だから」と、遠慮します。
しかし、後輩は「無理しないでください」と言って、飲みに行く代わりに、遅くまで残業に付き合ってくれたのでした。
プレミアムフライデーなんて…
こうして、2人とも、大変な1日を過ごしてきました。
ボロボロに疲れて帰って来たつとむは、テーブルの上にあった景品を見て言います。
それは、今日、たるとがプレミアムフライデーの輪投げで手に入れたものでした。
それを聞いたつとむは「はぁ、主婦は楽しそうでいいよね」「本当羨ましい」とため息をついていうのでした。
それを聞いたももこは、カチンと頭にきます。
「(私の辛さを知らなくせに…)」
そこで、つとむの「今日は晩飯入らない」というメッセージを思い出し、「あなただって、飲み会で楽しんで来たでしょ?」と指摘します。
つとむはムっとしたけど何も言わずに、こう思います。
「(僕の辛さを知らないくせに…)」
こうして2人は、またさらにすれ違っていくのでした…。
夫の扶養から抜け出したい 6話の感想
自分が忙しいからと言って、相手が暇にしているとは限りませんよね。
特に、主婦への禁句である「楽でいいよね」という言葉もサラっといっちゃうのはいかがなものか…。
もちろん、つとむの大変さも分かりますが、ももこの大変さも理解してあげてもらいたいものです。
その一方で、つとむの忙しさを考えれば、家事を頼むのも引け目を感じます。
う~ん、やっぱり難しい問題ですねぇ…。