漫画『国民ボタン』最新話まで全話ネタバレあらすじ&感想!国民すべての命を賭けたデスゲーム!
ボタンを押さなければ国民すべてが死亡するデスゲーム!?
会社勤めのごく普通の人間だった主人公が悪魔のゲームの当選者となってしまったことで恐るべき悲劇へと巻き込まれていく青年漫画『国民ボタン』。
今回の記事ではめちゃコミックで独占配信中の『国民ボタン』の最新話までのあらすじとネタバレを紹介していきます。
簡単なあらすじ
ある日、主人公の佐藤の前に現れたのは一人の悪魔だった。
悪魔はシンプルな黒と白のボタンの付いた箱を置いていったのだ。
佐藤の前に置いていかれてしまったボタンを1か月以内に押さないといけないという。
片方のボタンを押せば国民全員が死に、もう片方のボタンを押せば何も起こらない。
しかし押さずに1か月が経過するとそれでも国民全員が死んでしまうという・・・
究極の選択を迫られた佐藤だったが、数日後、彼の前で一人の青年が死んでしまう事態が発生してしまう。
ひとりぼっちのデスゲームに打ち勝つ方法はあるのだろうか。
漫画「国民ボタン」見どころ
突然佐藤の前に現れたのは「悪魔」という名刺を持った見た目からも悪魔だとわかる男でした。
悪魔が名刺を差し出すってところは中々にシュールですね。
思わず室内に悪魔を入れてしまった佐藤ですが、今日中に出向かなきゃいけなかった、などなぜか日常会話を始めてしまう佐藤と悪魔。
ちょっとギャグ的要素が見えますね。
半信半疑な佐藤の前で悪魔は一瞬で小さな箱を取り出し、その箱について説明をしていきます。
不審な空気が凄い漂ってきますね・・・
しかも箱は捨てても佐藤の元に戻ってきてしまうため、どうあがいても押さざる負えないというのが精神的にじわじわ来ちゃいます。
国民全員の命の重みを背負ってしまった佐藤はボタンを押すのか、押さないのか。
読んでいるだけでかなりドキドキしちゃいますね。
先が気になりすぎてこれは一気読み不可避です。
漫画『国民ボタン』のあらすじ【ネタバレ注意】
会社員・佐藤太郎はどこにでもいるサラリーマン。ある夜、突然「悪魔」を名乗る怪しげな人物が佐藤の家を訪ねてきました。悪魔は、佐藤がゲームの当選者となったと語り白と黒のボタンがついた箱を渡してきます。
1か月以内にどちから1つのボタンを押すだけのゲーム。しかし、外れのボタンを押した時日本国民全員が死亡するというとんでもない話を佐藤は提示されます。
到底信じられない内容に佐藤は箱も捨てようとしたのですが、なぜか何度手放しても箱が勝手に自分のもとへ戻ってきてしまい……。
1話~10話ネタバレ感想
何度も手元に帰ってくる箱に気味の悪さを感じ始めた佐藤。ある日、立ち寄ったコンビニで外国人の青年が突如死亡。青年はA国出身の人間だったのですが、彼が死亡したのと同時刻そのA国の国民すべてが死亡する同時多発開始事件が発生していたのです。
SNSの投稿を見てやってきた内閣官房箱型装置対策推進室の梅鉢は「箱」が各国に1つずつ配られており、すでに外れのボタンを押した国の人間は全て死亡していると語りました。
「国民ボタン」と名付けられた箱の所持者である佐藤は日本国民すべての命を背負わされることに。地獄のような時を過ごした末、佐藤は当たりのボタンを押し英雄となります。
しかし、悪魔のゲームはそれで終わりではなかったのです。
死を目の前に感じた時に現れる人間の醜悪さが如実に描かれていて戦慄する作品!第2のゲームの展開
11話~20話ネタバレ感想
悪魔のゲーム、第2ラウンドは国民全員参加型。1カ月間、左手の甲についた国民ボタンを押した者の数が国民の半数以上でなければ誰も死なないゲーム。しかし、押した人が半数を超えた場合、押していない人が死亡するルールがあります。
誰もボタンを押さなければ国民は全員生還するゲームなのですが、「押せば自分は助かる」という思考が人々にボタンを押させてしまようです。ボタンを押した人間を狩る集団まで現れ始め、日本は大パニックに!
そんな中、梅鉢はボタンを押した人間を守りながら狩人たちの暴力による恐怖を利用して国民にボタンを押させない作戦を開始します。タイムリミットが迫る中、国民のボタン押下率は50%目前まで上昇していくのですが……。
自分だけは助かりたい。そう思ってしまうのは当たり前のことなのでしょう。人間の愚かさと勇敢さを同時に感じることができました。
21話~30話ネタバレ感想
悪魔のゲーム、ファイナルラウンドが開始!ゲームの期限は10年。現時点で残存している日本を含めた合計85の国に1つずつ国民ボタンが割り当てられ、ボタンの早押し勝負をすることになります。最後までボタンを押すことのできなかった国の国民だけが死亡する残酷なルール。
肝心の国民ボタンがどこにあるのか、どんな形状なのかすらわからず世界各国は大パニック。一番最初のゲームで国民ボタンの箱をもっていた佐藤は暴走した人々に襲撃を受けた上、悪魔教というカルト集団に拉致されてしまいました。
日本国民が生存のため血眼で捜索している国民ボタン。実はボタンはとある赤ん坊の体内にあることが判明するのですが……。
生存のため協力してボタンを探せばいいのに国民同士で争ってばかりいるのはやはり人間の欲深さゆえなのでしょうか。悲しいですね。
31話~36話ネタバレ感想
ファイナルラウンド開始から5年が経過。国民ボタンの見つかっていない国が徐々に減っていく中、未だボタンを発見できず諦めムードが漂い始める日本。
悪魔教に拉致監禁されたままの佐藤。彼を助けるため、梅鉢は悪魔教のアジトに乗り込みます。しかし、梅鉢たちがやってきたときにはすでに悪魔教の主犯・神沼と佐藤はすでに姿を消していたのでした。
さらに時間は経ちファイナルラウンドのタイムリミットまで1カ月を過ぎた頃、世界中に激震が走ります。Z国で生きた国民ボタンが見つかったのです。
10年前の悪魔降臨の際にボタンが製造ことから、10年前生まれた子どもの体内に国民ボタンがあるのでは……?
そう予想した者達の手によって、日本国内では10歳の少年少女が次々と行方不明になっていきます!
ついに物語もラストスパート!倫理観のない大人たちの手によって脅かされる子どもたちとその家族。人間の醜悪さが最後まで詰まっているようです。
漫画『国民ボタン』の結末・最終回はどうなる?
最新話では悪魔のゲームファイナルラウンドのタイムリミットが迫っており、物語はクライマックス目前といえるでしょう。心臓部に国民ボタンを所持する子どもを発見できたものの、ボタンを押せば子どもが死亡する可能性が浮上しています。
押さなければ日本国民すべてが死亡するルール。しかし、最初のゲームで同じ重さを背負った佐藤や彼を助けようとした梅鉢が子どもを犠牲にする手段をとるとは思いたくないですね。逆に、押さないことが悪魔を欺く解答のようなどんでん返しの結末を予想しています。
『国民ボタン』あらすじをネタバレ解説しました!
今回の記事では『国民ボタン』の最新話までのあらすじ・ネタバレを解説するとともに、本作の結末予想もしていきました。
死を目前に感じた時に現れる人間の生存本能むき出しの醜悪さや狂気をデスゲームという形で描いた本作品。ぜひ独占配信中のめちゃコミックで楽しんでくださいね。