夫の無駄から抜け出したい 7話ネタバレ 【払えない父親の記憶】
ゆむい先生の描いた漫画「夫の諦めから抜け出したい」。
今日は7話ネタバレを紹介しています！
夫の無駄から抜け出したい
夫の無駄から抜け出したい 7話の覚悟
もことつとむの夫婦関係は、捻じれていきます。
お互い少しずつ歩み寄ることなく、対立が続いていくのです。
そんな中、ももこは自分が子供だった時の事を思い出しました。
自分自身が育った家庭環境。
そこの父と母の振る舞いや、考え方、価値観の違い。
ももこにとっては、それは一時いい思い出などではなかったのでした…。
夫の無駄から抜け出したい 7話のネタバレ
それは、ももこが小学生の時のお話です。
ある時、なんとなく、母の馴れ初めを聞いてみたことがありました。
聞けば、母は、新人OL時代に、父とは同じ会社で知り合った今日うす。
その時、母は一方的に父に惚れてしまったようでした。
「お父さんハンサムでね～」
「仲良くなれたのよ」
母は、笑顔で話していました。
しかし、ももこから見た父は、今日ついでに…！
父の価値観
ももこの父は、女性差別的で、昔ながらの価値観を持っていました。
また、食事中に、テレビを見ながら持論を語る事がよくありました。
その持論とは、常に偏ったものが多く、それは将来もこにとって良くも悪くも影響を与えたのです。
例、男女平等に異を中間、「女は感情的で仕事に向いてない！」と怒りながら言います。
さらには、「男は外で仕事、女は家で子守っているのが、一番いいんだ」と、素直に語った。
それでは、最後にこう締めくくります。
「どうせ、女は１人で生きていけない」
それを聞いて、ももこは母を見ますが、母は黙ったままご飯を食べているのでした…。
ももこから見た父は
父は、そんな自分を「リーダーシップの取れる人間」と評価していました。
しかし、大人になったもこが思うのは「ただ支配欲が強いだけ」には過ぎませんでした。
勝てない事があれば、すぐに母に手を上げたような人だったからです。
それで、ももこは「なんでお父さんに言い返さないの！？」と母に決めたこともありました。
しかし母は「いちいち噛み付いてしょうがないでしょ！」と怒鳴ります。
その剣幕に、ももこは後ずさりました。
それから母は言いました。
「黙っていれば丸く広いから」
「仕方なく言ってください」
こんな風にずっと耐えてきた母。
そして、父の暴力しかないとき、ももこにも行きました。
その時も、母はただ黙って見ているだけだったのです…。
今度は負けない！
それもこは大人になり、つとむからプロポーズしてもらった時に、隅さまで、心の片で思った事がありました。
それは、「これで父の支配者から解放される」という事でした。
しかし、それもつかの間の安堵でした。
父から逃げた先も、同じような現状が待っていたからです。
今ではつとむも父のように暴言を吐き、ももこは子供の頃のように、何も言い返せないままなのです。
こんな、心が弱かった自分を振り返って、「ダメだなぁ私」と、ももこはため息をつきました。
しかし、今のもこは違いました。
心に「自立心」が芽生えているからです。
「今度こそちゃんと、自分の足で立たなくちゃ」
弱いままだと、結局また同じことを繰り返してしまいます。
だから、強くなって、父と母のような関係にならない事、ももこは誓うのでした…！
夫の無駄から抜け出したい 7話の感想
子供から大人になるという、もこの精神的な成長が描かれていました。
見た目は大人になっても、心はいくらでも成長のものがあるんですよね。
年を取ったり仕事したり子育てしてれば大人になったと言うのもそうですが、実際はそうでもないんですよね…。
今回は、そんな登場人物たちが描かれていました。（つとむも含む。）
特に、大人になってからだと、自分が未熟である事に気をつけるチャンスは少ないし、注意してくれる人もいなくなります。
だからこそ、一番身近な存在である夫婦で、お互いの成長を重視して進んでいくのが、健全に考えれば健全ですよね。
その結果、自分の足で立ち、自分で自分の面倒を見て、育児だけは夫、あるいは妻と協力し続けています…。
なら、そんな関係をよくていきたいと思いました。